2013/06/30

6月の練習を振り返って


昨日の30kmで5月のマラソンぶりにひさびさに軽い筋肉痛がありましたが、今日も少しだけラン。テニスコートまで6km走っていってそのままテニス2時間。月間走行距離は265kmでした。

週間走行距離は36、56、57、51ときて今週が91km。最終週に秋のマラソン目標(サブ3:05)が具体的になってから、急にあせって走る気になりました…。

今年の月間走行距離の推移は93、125、380、273、176ときて、今月が265km。歴代3位。

四半期毎の走行距離は1~3月が599km、4~6月が714kmと記録更新。ちなみに去年は370、257、67、73。後半サボりすぎでした。

秋の目標タイムから考えると、来月300kmはいきたい所。10~15kmばかりでなく20~30kmの練習も増やす予定です。


4月に始めたブログのほうは、今月ようやくアクセスが増えてきました。これからもよろしくお願いします。


【おまけ】IKEAに行ったらおもちゃの屋台が展示してあったのですが・・・。



気づいたら娘がカウンターの向こう側から、道行く人に愛想を振りまいていました(笑)


【本日のBGM】311 - Evolver
【走行距離】本日5.8km、月間265.0km
【エリーマラソンまで】76日
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週末30キロ走で見つけたありえない水飲み器



今日は5時半起きで市内をぐるっと30キロ走。おかげで月間走行距離は250km超えました。

5月のマラソンが5:00/kmペースだったのに、9/15のマラソンで設定したダメ元レースペースは4:15/km。最初のマイルストーンとして、あと2週間後に4:45/kmで30キロ走れるようになっていたいわけですが(できるのか?)、今日はマラソン以来の長距離だったので6:00/km強と無理のないペースで走りました。


ラン途中に見つけた水飲み器がおかしかったので、ちょっと紹介。水飲み場マップを作り始めてから、コツコツいろんなところを回ってますが、こんなのは初めてでした。

これ、一見普通に見えますよね・・・?


ボタンを押すと・・・



水飛びすぎ(笑)

勢いありすぎて飲めません。何m飛ぶんでしょう(笑)

今まで40箇所ぐらいみてきて、このパターンは初めてでした。蛇口3つともこうだったんで、わざとこういう水圧になってるんですかね・・・?

水飲み器のことを英語でdrinking fountainとかいいますが、ほんとにfountain(噴水)でした。


話は変わりますが、今朝は出発前にお茶だけ飲んで、補給は水とパワージェル1本だけだったので、30キロ走るとさすがにお腹ぺこぺこでした。

ということで、ラン後はいつもの朝食(野菜ジュース)に、うどんを追加。このうどん、ひそかに周りの日本人の間で「なまなまうどんがうまいらしい」と噂になってたのでコストコで入手しました。


このうどんは、インスタントにしては麺がなかなか美味しかったです。よくあるインスタントの乾麺のうどんよりは大分上です(が、東京商店の冷凍うどんにはかなわないかな)。

汁はMSGなしが売りのあっさり味。関東育ちの私にはちょっと薄かった気がしますが、関西風だったんでしょうか?(追記:関東風という意見あり)うどんのあとはご飯を入れてもいけるそうで、試しましたが意外にいけました。あと、うどん汁は練習中の発汗で失ったナトリウムを補うにもちょうど良さげですね。

Japanese Styleと書いてあるものの日本製じゃないんで、日本のメーカーにも安くてうまいうどんを普及させてもらいたいところ。あとラーメンもお願いします・・・。


おまけ:朝のダウンタウン、マウントワシントンより。



【本日のBGM】 Daft Punk - Random Access Memories他
【走行距離】本日30.2km、月間259.2km
【エリーマラソンまで】77日
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2013/06/28

「私はランナー、誰も私を止められない・・・あるものを除いて」

ただしiPodの充電切れを除く

私はランナー
強いランナー
私を止められるものなど、この世には存在しない
※ただしiPodの充電切れを除く
(ランナーズワールドRemy's Worldより)


ウケた(笑)
スポーツメーカーのポスターにありがちなカッコイイ標語かと思ったら、あるあるネタだった(笑)

自分もiPodかガーミンの充電が切れてるときは走る気が半減するタイプです。一人で走るときは必ず両方持ってます。ランニングを続けている理由の1つは、音楽を聞きながらのストレス解消・リラックスタイムの確保もあるので…。周りに誰もいないときは歌ったり、エアギター、エアドラムでノリノリになってることも。誰にも見せれん(((( ;゚д゚))))

考え事もしょっちゅうしているので、交通事故だけは遭わないように気をつけないと(^_^;)

今日は、iPodの容量が4GBしかないので、プレイリストを少し入れ替え。BGMはひさびさのOasis。高校のときにDefinitely MaybeとMorning Gloryをよく聞いてました。懐かしい…。


ところで9/15に出るエリーマラソンですが、大会運営からニュースレターが来ていました。ランナーズワールドの5月号で世界で5番目に速い(記録が出る)マラソン大会だと掲載されたそうです。そのせいか登録者数激増だそうで、去年の5割増しの傾向だとか!

ちなみにボストンマラソン参加資格を得られるレースを、資格取得率で並べたランキングを見ると、エリーマラソンは2011年は27.8%で8位、2012年は22.8%で4位となっています。フラットなのに加えて、人数が少ないのでスタート地点の混雑がない分走りやすいのかもしれませんね。


さて、今朝のジョギングは13キロでした。月間走行距離は230km近くいったので、土日で250km超えできそうです。


【本日のBGM】 Oasis - Time Flies... 1994–2009
【走行距離】本日13.1km、月間229.0km
【エリーマラソンまで】78日
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ミズノ・ウエーブライダー16が全米ブレイク、アマゾンレビュー殺到

ウエーブライダーを履いて有名になったウェンディ・デービス上院議員
写真:Mizuno; AP Photo/Eric Gay via eonline

ミズノ ウエーブライダー16がアメリカで話題になっており、サイトにアクセスが殺到したり、アマゾン他レビューがすごいことになっているようです。

事の発端はテキサス州選出のウェンディ・デービス上院議員が、賛否両論の中絶制限法案の採決を阻止するため、長時間の演説で議事妨害をする「フィリバスター」を行ったこと。発言時間に制限がないことを利用した手法で、なんと11時間連続で演説を続け、時間切れで採決を見送らせることに成功したそうです。

座ることも机によりかかることも補給もトイレ休憩も許されないまま、11時間ノンストップで話し続けるのは、ちょっとした耐久レースですね。(立ってるだけならまだしも、頭使いっぱなしで補給なしだと低血糖でぼーっとしたりしないんでしょうか…。)

そんな彼女が過酷なフィリバスター演説に選んだシューズが、ミズノ のウエーブライダー16だったそうで。図らずもメディア露出効果がバッチリだったようで、話題になっています。

USアマゾンベストセラーランキングによれば、今日一番売れているシューズのようです。商品ページを見ると、

4,139 人中、4,174人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
★★★★★ フィリバスター用マラソンシューズ

3,119 人中、3,155人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
★★★★★ このシューズには全てを覆す力がある

というようにレビューの勢いもすごいです。

この出来事に対し、ミズノのスポークスマンは「ウエーブライダーはどのような耐久イベントにも見合った快適さとクッション性を提供しております。たとえそれが5K、フルマラソン、または10時間を超えるフィリバスターであったとしても。」(CNN)とコメントしています(笑)

ちなみに日本のミズノのサイトを見て気づきましたが、「ウェーブ」じゃなくて「ウエーブ」が正しいようです。(実家の近く甲州街道に昔あったキューピーの工場が実はキユーピーで、canonがキヤノンとわかった時以来の衝撃…。)

追記:ウエーブライダーの踵に書いてある暗号みたいな漢字みたいなわけのわからない難解な文字、あれはよ~く見るとWAVERIDER16と書いてあります。



▲ウエーブライダー16
    
▲ウエーブライダー17


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2013/06/27

アメリカ横断!みんなでノンストップ5000km駅伝



さて、突如4ヶ月間でフルのベストを30分縮め、ボストンマラソン参加資格を目指すことになったわけですが、ボストン絡みでこんなイベントを見つけました。

One Run For Bostonといって、西はLAから東のボストンまでアメリカを横断するチャリティ駅伝です。3000マイル(5000km)、300区間、1000+人のランナーがボストンテロ追悼という1つの目的の元、6/7~6/30の間ノンストップで走るという壮大なイベントで、誰でも参加できるグループステージもあります。

さっきYasso 800sのYassoさんのツイートを見てこのイベントを知ったのですが、

PA?!と思い調べると、どうやら昨日ピッツバーグを通過してしまったみたいです。

残るメジャーな区間はNY(6/29)ボストン(6/30)だとか。土日なので、現地の方、見ていたらいかがでしょう?

7/1追記:無事ボストンにたどり着いたという記事があがっていました。



こういう競争じゃないタイプのリレーって全然知らなかったんですが、調べたら日本でも復興に向けた1000km縦断リレーがあったりするんですね。

それから、9/7にみんなで箱根駅伝の各区間を走るというみんなの箱根駅伝2013 往路というイベントがあって、誰でも参加できるそうですよ。


さて、今朝のランは5時半起きでLSD@シェンリーパーク。

雨が降りそうなので近場にしたら、やっぱり出た途端に雨でした。途中でイヤフォンに水が入って片方が聞こえなくなりましたが、これは放っといたら直るパターン。案の定帰ったら直ってました。



【本日のBGM】Jamiroquai - A Funk Odyssey
【走行距離】本日15.5km、月間215.8km
【エリーマラソンまで】79日
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2013/06/26

新たな目標:ボストン参加資格ゲット(サブ3:05)

秋のマラソン大会候補比較の続きですが、9/15のエリー湖のマラソンに申し込みました!

どうでもいいですが、エリーという町は小さい町なんですが、何年か前に流行ったビリーズ・ブート・キャンプの「ビリー」の出身地だそうです。(ほんとにどうでもよかった…(笑))

エリーはピッツバーグから車で北に2時間。高速に乗ったら1本道です。


エリー湖はアメリカ五大湖の一つ。コースは湖に突き出したプレスクアイルという景色のいい半島で、ハーフは1周、フルは2周の周回コースです。


目標タイムは、5月のピッツバーグマラソンが3:34だったので、気温と坂がないのを考えると3:30ぐらい、そこから夏の練習成果を織り込むと3:20ぐらいが妥当かな、と思っていました。

そんな中、ピッツバーグ在住トライアスリートのSALTY38さんから昨日こんなコメントが。
現在の練習量をこなしていれば、エリーでQualify狙えるんじゃないですか?
来年、一緒にボストン走りましょう!
?!?!

ボストンQualify(参加資格)は、18~34才男性だと3:05です。

年齢男性女性
18-343:053:35
35-393:103:40
40-443:153:45
45-493:253:55
50-543:304:00
55-593:404:10
60-643:554:25
65-694:104:40
70-744:254:55
75-794:405:10
80+4:555:25

サブ3.5も達成してないのにサブ3:05?!字面は似ているけど、全然違いますよね。一気に30分短縮ですよ・・・!?

(そもそもサブ3:05って言葉はあるんだろうか。読み方はサブサンジカンゴフン?小数点に直すとサブ3.0833333・・・でもっとわかりにくいw)

レースペースは給水とかのタイムロスを考えるとサブ3目指すぐらいで走らないとダメですよね。というと4:15/kmですか。

速すぎる・・・。

・・・・。

・・・・・・。

でも決めた!目標が高いほうが頑張り甲斐があるので、とりあえずの目標は3時間5分にしておいて、ダメそうだったら様子を見てハードルを下げる方向で行こうと思います!

ボストンに住んでる大学時代同じ学科だった親友2人に会いに行く口実にもなりますしね(^^ゞ

練習成果のチェックポイントとしては、2ヶ月前に30km@4:45/km、1ヶ月前に30km@4:30/kmぐらいはこなせるようにしておきたいところ…?


ということで、レースペースのきつさを体感するため、トラックで5キロだけ4:15/km目標で走ってみました。



このペースでも10キロぐらいならいけそうだけど、それ以上は脚も心肺ももつか心配です・・・。

いきなり速く長い距離を走っても怪我しそうなので、その後はジョギングとウインドスプリント3本で終了。

↓大会までカウントダウンできるアディダスのウィジェット。


あと80日しかないんですね…。ちゃんと練習計画を立てないとな~。

月間走行距離は今日でやっと200キロですが、たのくるさんの「私見:月間距離と走力」によると250~300キロは走ったほうがいいようで、足りてません^^;

別ソースによると、男子の場合の月間走行距離とフルのタイムの関係は次のグラフのとおり。
(引用元:ランニングの科学―なるほど!明解にして実用! マラソンに、トレランに、日々のジョギングに効く! )


何はともあれ、ボストン資格を得るため、エリーマラソンに向けて頑張りたいと思います!

SALTY38さん、背中を押してくれてありがとうございます。


【本日のBGM】 Red Hot Chili Peppers - Greatest Hits
【走行距離】本日11.3km、月間200.3km
【エリーマラソンまで】80日
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ピッツバーグに秋の10マイルレースが誕生

今朝、ピッツバーグマラソンの運営会社が新しいレースを発表しました。
「EQT Pittsburgh 10 Miler」という秋の10マイル(16K)レースです。

記念すべき第一回大会の詳細は以下のとおり。

日時: 2013/11/3 (日) 朝9時
参加費: $40 (6/26 - 8/1)、$50 (8/2 - 9/19), $60 (9/20 - 10/27), $65 (それ以降定員割れの場合のみ)
公式サイトhttp://pittsburgh10miler.org/
制限時間: 3時間
勾配: フラット
コース: ステーションスクウェア~ウェストエンド~ノースサイド~ストリップディストリクト~ローレンスビル、リバティアベニュー、ダウンタウン(EQTプラザ)


冠名にもなっているスポンサーのEQTは、ピッツバーグに本社を置く天然ガスの会社で、近年何かと話題のシェールガスも手がけています。

この距離は初めて聞きましたが、他の都市だと、シカゴ、フィラデルフィア、ハートフォードなどにも有名な10マイルレースがあるそうです。

毎年5月のピッツバーグマラソン(5K、ハーフ、フル)や9月のピッツバーググレートレース(5K、10K)のように1万~数万人規模の大会になるかもしれず、盛り上がりそうです。

(追記:competitorによると、初年度は3000人の参加を見込んでいるそうです。Runner's Worldにも取り上げられてました。)

5K、10Kは走ったことあるけどハーフだと長いって方は、次のステップとして出てみてはいかがでしょう?


関連記事(この記事を書いた4ヶ月後、実際に走りました)

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ジョギングコースに黒いつぶつぶが大量発生中・・・

昨日は朝5時半発でシェンリーパークの1000mオーバル。

ん、コース内に黒い物体がたくさん落ちてます・・・。


なんだこれは??




なんか臭って来ました



近づいてみると・・・





虫が大量発生??



?!?!




キイチゴみたいなのがいっぱい落ちてる!!

(虫じゃなくて良かった・・・)


写真を撮ってる間にも音を立ててボトボト落ちてきます


そういえば、最近こんなのがいろんなところに落ちてるなーと思ってたんです。立ち止まって間近に見たのは初めてでした。黒がほとんどですが、ところどころ白い実もありますね。


この間ストローラーで走ったときも避けながら走ったのに跳ねた跡ががあったし、先週末もいつの間にかシューズにこの実の汁がついてました・・・。

帰って調べたら、これは桑の実(mulberry)っていうそうです。


落ちてるのは腐ってるのか臭いんですが、木になってるのは食べられるらしいですね。これ、美味しいんでしょうか・・・?!


↓ガーミンコネクトより、練習成果。




本日のBGM: Stevie Ray Vaughan - The Real Deal; Aerosmith - Big Ones
本日14.7 km 月間 189.1 km
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2013/06/25

アディダスが全く新しいタイプのバネ付きシューズ「スプリング・ブレード」を発表

昨日、アディダスが面白いランニングシューズを発表しました。

スプリング・ブレード
(写真:Gizmode

なんと、ミッドソールのクッションなしです。
代わりに16枚のプラスチックのバネがついています。

名前はスプリング・ブレードアディダスはこちら。
Runner's Worldの記事によると、6年がかりで開発したとか。

アメリカでは2013年8月1日に180ドルで発売予定だそうです。
(追記:日本でも2014年冬に発売開始しました!)

一瞬コンセプトがフライングシューズっぽいかとも思いました(笑)
でも、速そうなルックスではあります。
画像を探すと赤ばっかりですが、イエローとかで宣伝したほうがよかったかもしれません。
赤だとなんとなくエビっぽくないですか・・・?

RWによると、重さは363グラム(追記:サイズ27cmの場合)で、今年発売された同じ高反発系シューズのアディダス・エナジー・ブーストより85グラム重いそうです。

エナジー・ブーストは高反発ミッドソールを使った結果、同じ重さのEVAミッドソールのシューズより酸素消費量を1%減らすことができたそうですソース)。シューズが100グラム重くなると酸素消費量は1%増えるので、重さ分で打ち消しになるかもしれない・・・とRWがいいたいように読めましたが、実際は編集部は誰も履いてないので今の段階ではなんとも言えないそうです。今後のレビューに期待ですね。

スプリング・ブレードの反発力がどのくらいあるのかわかりませんが、反発が強すぎるとヒザへの負担はありそうですね。NBAでは過去に一度、反発力の強いシューズ「Concept 1」が使用禁止になったことがあるそうです(ソース)。それは体の負担というより競技に有利すぎるからだったそうですが、いつか長距離レースでも、禁止されるぐらい反発力のあるシューズが出回る日が来るんでしょうか…?

私自身はシューズにはあんまりこだわりがないので買わないと思いますが、ミニマリストシューズやセンサー入りシューズ、高反発シューズなど、常に新しい商品を研究開発し続けようと努力するシューズメーカーの姿勢はリスペクトします。


追記:
  • (2014/7/7) なんかすごいのきたw
  • (2014/2/14) 最近アクセスがまた増えてると思ったら、今月中にも日本でも発売するんですね!
  • (11/5) 伊集院光さんが誕生日プレゼントでもらったとラジオで語ったようで、この記事のアクセスが増えています(笑)
  • (7/29) adidasのランニングディレクターMikal Peveto氏がForbes紙に語ったところによると、スプリングブレードの主なターゲット層は、高校生アスリートだとか。マラソンランナーにはエナジーブーストのほうが合っているだろう、と説明しています(ソース)。
  • (7/27) US版TechCrunchにレビュー登場。Gizmodeといい、ガジェット好きの注目度が高い模様。最大スピードがちょっと速くなったとか、足の痛みがなかったとか書かれているんですが、普段履いてるミニマリストシューズと比べたり、そもそも3マイル走っただけで書いていて、シューズレビューとしての質は低い。ガジェットサイトのガジェットレビューなので、仕方ないですが…。あまり参考にならないレビューでしたが、著名シューズブログがどこもレビューしていない中、貴重なレポではあります。追記:日本語版TechCrunchにも29日に訳が掲載されていました。
  • (7/27) Adidas公式サイトのプレオーダーページに新色追加。現在5色が選べます。
    • Hero Ink/Metal Silver
      スプリング・ブレード(メタルシルバー)
  • (7/23) 色はInfrared(赤)、Blast Pink(ピンク)に加え、黒/グレーも発売されることが先日発表されました。赤より全然いいですね。
    • Black Impact Camo(黒)
      スプリング・ブレード(黒)
    • Grey/Scarlet(グレー/赤)
      スプリング・ブレード(グレー・赤)
    • Grey/Blue(グレー/青)
      スプリング・ブレード(グレー・青)
  • (7/23) スプリングブレードのCMがYoutubeにて先行公開されており、走っている場面もありました。テレビCMは、7/29に米ESPNなどの局で公開されるそうです。
  • (7/23) 海外のシューズレビューサイトを見ても、履き心地のレビューがまだ全然見当たらないです。海外ブログは発売前に試供品をもらってレビューしてるような所も多いんですがね。有名サイトだと、Runbloggerさんは7/9の時点で入手しているそうですが、レビュー記事は書いていません。試供品から流れたとみられる出品もebayにちらほら出ています。
  • (7/23) 本物のバネを入れたシューズとしては、Spiraという会社の作っているシューズがあります。このシューズのレース使用は禁止されていると噂されていたようですが、それはマーケティング上の戦略だったのかもしれません。wikipediaによれば、米国陸上競技連盟は2007年にSpiraシューズのレース使用に問題がないことを認めたそうです。
  • (7/23) バネつながりで。イギリスでは、マットレスメーカーがマットレスのバネの最先端技術を駆使し、生体力学の大学研究者と共同でバネ入りシューズPrestonを開発してるようで、最近ニュースになっていました。
  • (6/26) スプリングブレード発表の翌日に、ランナーズワールドにこんなシューズが。ソールに小さいビブラムシューズ5足搭載されたシューズのようです・・・?!はい、こっちは虚構新聞的なアレですw
    ソールに小さいビブラムシューズ5足搭載されたシューズ


アマゾン商品ページ

▼2014/2/22 日本発売


関連記事(外部サイト)


シューズ系記事(ブログ内)
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ガーミンAPIを動かしてみた

※今日の話はランにまったく関係ないです。興味がない方にはちんぷんかんぷんなはずなので、飛ばしてください・・・。


月間走行距離を表示するブログガジェット(ウィジェット)を画面右下に入れてみました。
(追記:現在は外しています)

 

こういうウィジェットって日本ではJogNote、英語圏ではdailymileをよく見る気がしますが、それぐらいしかないんですかね?dailymileだとガーミンのデータをそのまま吸い出せて入力が手間いらずなので、とりあえずdailymileを入れてみました。(他にいいのあったら教えて下さい。)

dailymileはサイドバーに入れるとデザインが崩れるのが難点です。それにアメリカでは走行距離は普通週単位で管理するので、月間じゃなくて週間走行距離表示だったりもします。あとちょっとUIが味気ないので、FBの「フィットネス」の棒グラフとかJogNoteのカレンダーみたいなのも選べるようにしてほしい・・・。

そんなフィードバックをdailymile開発チームに投げてみたところ、TODOリストに入れてみるよ、とフレンドリーなメールが来ました。実装されるといいな...。


ここから先はプログラミングな話になってしまいますが、dailymileがどうやってガーミンデータを読み込んでいるかというと、どうやらガーミンはAPIを公開していて、ブラウザ上でJavaScriptによるAPIを叩くことでGPS端末からデータを読めるようにしているみたいです。
Garmin Communicator Plugin API
http://developer.garmin.com/web-device/garmin-communicator-plugin
上のページにAPIのチュートリアルがあったので、軽くサンプルコードを動かしてみました。ガーミン端末がパソコンにつながっている状態で下の「ガーミンプラグインAPIデモ開始」ボタンをクリックすると、ガーミン内の履歴を読み込み、日付ごとにプルダウンリストに表示します。ほんとそれだけで、なんの役にも立たないですが、ガーミン愛好家プログラマーで試してみたい方はどうぞ。
※読んだデータはどこにも保存したりされないので安心してください



<input type="button" value="ガーミンプラグインAPIデモ開始" onclick="demo()">
<div id="garminDisplay" style="display:none"></div>

<style type="text/css" media="all">@import "http://developer.garmin.com/web/communicator-api/garmin/device/style/communicator.css";</style>
<script type="text/javascript" src="http://developer.garmin.com/web/communicator-api/prototype/prototype.js"></script>
<script type="text/javascript" src="http://developer.garmin.com/web/communicator-api/garmin/device/GarminDeviceDisplay.js"></script>
<script type="text/javascript">
function demo() {
  document.getElementById('garminDisplay').style.display = '';
  var display = new Garmin.DeviceDisplay("garminDisplay", {
    pathKeyPairsArray: ["http://www.sc-runner.com","21a8cac2f9deb96a8e7599cb8e756820"],
    autoFindDevices: true, //start searching for devices
    showStatusElement: true, //basic feedback provided
    showReadDataElement: true, //don't offer to read data
    showProgressBar: true,
    showReadWaypointsSelect: false,
    showDetailedStatus: true,
    showActivityDirectoryElement: true,
    showFindDevicesElement: false,
  });
}
</script>

上はソースコードです。もし別サイトで走らせる場合は、pathKeyPairsArrayのところだけはAPIキーを取得して入れ替えてください。localhostで動かす分には不要です。

一応ブログ上でも動いたので、これを改造したら、なんか面白いツールができそうです・・・。例えば、前々回の記事の散布図をGoogle Chartsを使って自動生成とか。。。

ほんとはGarmin Connect Web Services APIっていうの使ってガーミンコネクトからデータ取りたいんですけど、APIのページはcoming soonになったまま4、5年経つんですよね・・・(笑)
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2013/06/23

カフェインによるマラソンなど持久系スポーツへの効果と、研究による裏付け

スタバのVentiコーヒーと試食サンプル

暑かったのでスーパーのスタバでVentiを注文。

隣の小さいのは試供品ですが、それにしてもでかい(笑)普段はGrandeなのですが、結構量が違います。もちろん砂糖抜き。値段は3ドルと、日本よりは安め?

これでもかなりでかいですが、アメリカのスタバにはこれのさらに1.5倍でかいTrentaというサイズがあります。容量は890mlだそうで…それはさすがに注文したことはないです。ブログネタ用に頼めば良かった。

コーヒーといえばカフェイン。というわけで、今回は持久系スポーツにおけるカフェインの作用についてです。


持久系スポーツとカフェインの歴史

以下、運動生理学者のSpriet & Graham博士が書いた記事(PDF)を要約します。

持久系スポーツにおけるカフェインの研究は1970年代から始まっており、カフェインが脂肪燃焼に役立つという仮説(カフェインが血中アドレナリン量を増やし、それが遊離脂肪酸の放出を促進し、有酸素系運動中の筋肉がそれをエネルギー源とする)ができました。

1980年代には多く研究がカフェインと運動における代謝の関係を否定し、パフォーマンス向上効果がないとしています。いくつかの研究が実際に実験をして確かめていますが、その数は少数で、しかもよく訓練されたアスリートのみを対象としていました。

近年の研究ではパフォーマンス向上が見られたという研究結果が多く出てきています。ただし、筋肉の代謝系の仮説だけではパフォーマンス向上は説明しきれず、詳しいメカニズムは謎に包まれたままです。

要約は以上です。


最近の研究


ブログネタ探しトレーニングのヒントを探しに今年のアメリカスポーツ医学会ACSM年次学会のプログラム(PDF)を見たりしてたのですが、「カフェインとその他興奮剤」というテーマのポスターセッションがあったりして、スポーツ医学では今もメジャーな研究対象みたいです。中には矛盾する結果もあるみたいですが、一応、持久系スポーツに役立つというエビデンスはたくさん見つかっているようです。

ランナーズワールド内にもカフェイン関連記事がいっぱいあります。今日は詳細まで紹介できませんが、今年の記事のリンクだけ貼っときます。それぞれが最新の研究成果に基づいた記事(英語)です。

カフェイン摂取量の目安


長距離走のパフォーマンスが最大化するカフェイン摂取量は、体重1kgあたり5~6mgと最近の研究からわかっており、その基準を勧めているコーチがいます(RC, GaudetteActive, Fitzgerald)。これがひとつの目安ですかね。体重70kgの人で350~420mgほどの量です。

ちなみにカフェイン錠剤は、日本だとエスタロンモカ(1錠100mg)、アメリカだとvivarin(1錠200mg)などいろいろな種類がアマゾンや薬局で処方箋なしで手に入ります。アメリカでは3回ぐらい買ったことがありますが、サプリコーナーではなく睡眠薬のコーナーにありました。


▼エスタロンモカに最初にお世話になったのは、高校生の時。睡眠削らなきゃいけないテスト前など、ときどきお世話になっていましたw



▼1錠200mgの錠剤も日本のアマゾンで輸入品が買えるようです。

ドーピング基準と健康リスク


ドーピング基準を見てみると、IOCで尿中濃度12 ug/ml、NCAAで15 ug/ml。運動1時間前に体重1kgあたり9mgのカフェインを摂取した人(体重70kgの人でコーヒー5、6カップ)が、1時間~1時間半運動をした後に尿検査をしてようやく12 ug/mlだそうです(Spriet & Graham - PDF)。同ソースによれば、10-15 mg/kgで副作用のリスクがあるそう。

また、「カフェインの半数致死量 (LD50) は一般に約200mg/kgと言われている」(ウィキペディア)だそうです。


どちらも前述の5~6mg/kgほどの摂取なら問題ないですね。

ただし、アメリカに行くとカフェイン抜きのコーヒーが当たり前のように普及しているのに気づくと思いますが、人種や人によってはカフェイン耐性が違います。かなりレアケースだと思いますが、人によっては480mgで亡くなった方も(ウィキペディア)。普段カフェインを取っていない人は、いきなり大量のカフェインを摂る前に、少量からテストしたほうがいいと思います。


カフェインと脱水/利尿作用のMyth


最近の研究では、運動中は特に、カフェインには利尿作用はほとんど見られないことがわかってきているそうで、主要ランニングメディアの記事は揃って同じ見解です。


2014/2/5追記
運動中以外でも、「コーヒーは水と同程度の脱水作用しかない」という研究結果が出てきているそうでうす。
詳細:No Evidence of Dehydration with Moderate Daily Coffee Intake: A Counterbalanced Cross-Over Study in a Free-Living Population (via コーヒーを飲んでも脱水状態にはならない、米研究


ランナーへの普及率

拙記事「ウルトラマラソンの痛み止め普及率が高すぎる件」でも触れましたが、あるウルトラマラソンでは、参加ランナーの22%がカフェインを摂取していたとのこと。



ブログ内関連記事


本日8.6 km 月間 174.4 km
テニス2時間




 
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2013/06/22

写真でめぐるランニングコース~ピッツバーグ・マウントワシントン編~


今朝はマウントワシントンへ朝5時台に出発。車では何度も行ったことはあるものの、ランでは初めてでした。

マウントワシントンからのピッツバーグ・ダウンタウンの景色は名物で、アメリカでもっとも美しい場所2位に選ばれたこともあります(USA Weekend紙)。マウントとついてますが山というより崖で、坂は意外ときつくなかったです。

ノース・ショアに続いて、写真でめぐるランニングコースシリーズ第2弾はマウントワシントンです。

オークランド方面から行く場合は高速道路I-376沿いのこんな景色の道を走ります
センターアベニューのほうが近いですが治安の悪いところを通るので、
こっちのほうがおすすめ

ドゥケイン大学の中を通り、歩道橋で高速道路を渡ります
その後この黄色い橋(10th St Bridge)を渡るとサウスサイド

 
歩道橋のあとはこんな長い階段が

サウスサイド、P J McArdle Roadway到着
2.3kmの長い登り坂がはじまります

手前の建物はウクライナの教会だとか
奥はダウンタウン

途中の景色
線路渡ります

リバティブリッジ終端、トンネル入り口の交差点
交通量が多い時はここを渡るのは大変なので、
ダウンタウンからリバティブリッジ経由でくるか
アーリントンアベニューから出てる橋の下の階段に
迂回してもいいと思います

インクラインの下を通って行きます

坂終点
独立記念日の花火はこのあたりから見ると綺麗です

Point of View Parkから
3本の川が交わる「ゴールデン・トライアングル」の眺め

1770年、ジョージ・ワシントンとインディアンのGuyasutaが話している銅像
お互い同盟だったもの、フレンチ・インディアン戦争で敵対、
そして17年ぶりに再開した場面
立場上お互いの利益が対立することに困惑しつつも、
再開して友情を確認しているそうです(ソース

Point of View Parkからの眺め2

グランドビュー・アベニュー

グランドビュー・アベニューにはインクラインが2箇所あるので
疲れたらそれに乗って移動するのも手です


下は、Liberty Bridgeから長い坂に入り、Point of View Parkで折り返し、
Grandview Aveをひと通り通ってLiberty Bridgeに帰るルートです

以上、ピッツバーグ名物の景色が楽しめるランニングコース紹介でした。


本日のBGM: 311 - Transistor; Steve Vai - The Infinite Steve Vai: An Anthology
本日18.6 km 月間 165.8 km
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