▲West End Bridge方面(西側)からのピッツバーグ。 (Photo credit:
cssna)
アメリカは祝日が少ないのですが、明日のメモリアルデーは元旦以来の祝日です。
今日は3連休中日。1時間半テニスしてそのままコートから15キロジョグしました。
川沿いで見晴らしのいいお気に入りコースなので、写真つきで紹介します。
(写真はすべてクリックで拡大)
コースは左回りで、ワシントンズ・
ランディング~ノース・ショア~サウス・ショア~ポイント・
ステート・
パーク~ダウンタウン中心部~ストリップ・
ディストリクト~ワシントンズ・
ランディングです。
川に挟まれた三角の先端部分がビジネス街ですが、その回りは高い建物もなくわりと見晴らしがいいです。
ワシントンズ・ランディングの北東側先端からダウンタウンを見たところ。
テニスコートも見えます。予約もなく、無料で打てます。駐車場、仮設トイレあり。
ワシントンズ・ランディング(正式名Herrs Island)は細長い小さな島で、写真の両側は川です。Wikipediaによると、フレンチ・インディアン戦争時にジョージ・ワシントン(後の初代大統領)のイカダが転覆し、この島にたどり着いて休息を取ったことから、Washington's Landingと呼ばれているそうです。
ワシントンズ・ランディングの北東側先端からダウンタウンと反対側を見たところ。
ワシントンズ・ランディング内のトレイル。
ワシントンズ・ランディングの南西側先端から。ダウンタウンが見えます。橋を渡って島を出ます。
その後River Ave沿いのこんなトレイルが2kmほど続きます。最近きれいに整備されたようです。
後ろ向きに撮った写真。途中、駐車場もあります。
100年前に建てられた、ケチャップでおなじみのハインツの元工場。$70Mをかけて改装し、現在はHeinz Loftsという高級アパート群になっています。ロマネスク・リヴァイヴァル建築、ボザール様式の建築物でピッツバーグの歴史ランドマークに指定されているそうですが、中はすごくモダンです。
ダウンタウンが近くなってきたら、そこはノース・ショアです。ここから2kmぐらいが今回のコースの一番のおすすめ区間です。出張でピッツに来てダウンタウンに泊まるなんて人は散歩でもぜひ。
対岸にはデイヴィッド・L・ローレンス・コンベンション・センター。2009年のG20はここでありました。
ピッツバーグマラソンのエキスポもここ。
PNCパーク横、Roberto Clemente橋の下では、
カヤックと自転車のレンタル屋があります。
この辺りはまさに川沿いです。柵なんてありません。
MLBピッツバーグ・パイレーツの本拠地、PNCパーク。チームは弱いですが、球場からの景色はきれいで、安いチケットは8ドルぐらいで買えたと思います。以前桑田選手、岩村選手がいました。
カナダガン(Canada Goose)の親子。全然人を怖がりません。
ノース・ショアの地図。
左に見えるのがNFLピッツバーグ・スティーラーズ本拠地のハインツ・フィールド。日本のファンはケチャップ広場と呼んでいるとか。右にはデルモンテのビル。このあたりどんだけケチャップ率高いんだ(笑)
カーネギー・サイエンス・センターという科学をテーマにした博物館を通り過ぎると、カジノがあります。奥に見える橋、ウェスト・エンド・ブリッジからサウス・ショアへ向かいます。
ウェスト・エンド・ブリッジからのダウンタウンの眺め。快晴で気持ちいいい。
サウス・ショアのドュケイン・インクライン。斜面を走るピッツバーグの名物です。上に行くとマウント・ワシントンからの絶景が待っています。
サウス・ショアからノース・ショアを見たところ。カーネギー・サイエンス・センターとハインツ・フィールドが見えます。スティーラーズは私がピッツに来てから2度もスーパーボウルを制覇してくれました。いつか生で試合を見たいものです。。。
三角形の先端(通称confluence)は、アレゲニー川、モノンガヘラ川が交わりオハイオ川になる地点。インディアンとの交易や入植の重用地点だったため、18世紀には要塞がありました。
フォート・ピット・ブリッジを通って、三角形の先端、ポイント・ステート・パークへ。
フォート・ピット・ブリッジから。7/4 独立記念日はこのあたりの花火がきれいです。
ポイント・ステート・パークにあるピット砦ブロックハウス。現存する要塞の一部です。1764年にできたピッツバーグのみならず西ペンシルベニアで一番古い建築物。
要塞は、函館・五稜郭と同じ星形要塞です。1754年にフランスがデュケイン砦を建て、1758年にイギリスがそれを壊し、ピット砦を建てました。博物館もあります。
ポイント・ステート・パークを経て、ダウンタウンはノース・ショア対岸沿いを走ります。PNCパークが見えます。
Panhandle Bridge。アメリカの貨物列車ってすさまじく長いですが、全長2km~4kmぐらいのも珍しくないそうです。
ピッツバーグの愛称はこのブログ名にもなっている"The Steel City"の他、"The City of Bridges"とも呼ばれるぐらい橋が多いです。本数を調べたら、数える種類や範囲などで違うみたいですが、723本でベネチアに次いで世界2位という調査と、446本でベネチアに3本差で世界一というのと、2種類ありました。
デイヴィッド・L・ローレンス・コンベンション・センターの地下。
ダウンタウン中心部からストリップ・ディストリクトに切り替わるあたり。対岸にワシントンズ・ランディングの橋も見えます。
ストリップ・ディストリクトでいつも行っている商店街のほうに行かず、トレイルでいけるところまで行ったらどうなるかと試したらこんなところに出てしまい、引き返しました。前方に見える橋が31st Street Bridge。
31st Street Bridgeからアレゲニー川を見たところ。左がストリップ・ディストリクト、右がワシントンズ・ランディング。
ワシントンズ・ランディングにある、オープンテラスのRedfin Bluesというレストラン&バー。
31st Street Bridgeの終端。長い工事が終わって今週やっとRiver Aveまで開通しました。前方に見える急な坂はRialto Streetといって、勾配25%、ピッツバーグで5番目の激坂です。(ちなみに1番は
Canton Aveで、勾配37%で世界一でもあるそうです。)
31st Street Bridgeのこの道を曲がり、すぐ左折するとワシントンズ・ランディングです。
写真付きコース紹介いかがでしたか?
機会があればぜひ一緒にテニスかジョギングしましょう!
本日のBGM: The Black Eyed Peas - The Beginning; Joe Satriani - An Anthology
本日15.1 km 月間 150.0 km