2013/08/13

全米最大のアンティークモールへの旅

2004年に東京を離れ、ピッツバーグ生活も9年が経ちました。いよいよ10年目突入です!たまにはランニングネタから離れ、週末振り返り系エントリーにしたいと思います♪
(注:長くて写真いっぱいなので重いかもしれません)

土曜は嫁さんの強いリクエストにより、アンティーク探しの旅。朝からアンティーク屋のある小さい町を2箇所経由しつつ、アンティークの聖地オハイオ州は、州都コロンバスのちょっと先にあるスプリングフィールドという町に向かいました。ピッツに長年住んでますが、コロンバスとその先は初めて行きました。

【追記】こんな記事も書いたので、よかったらご覧ください。
アンティークの首都「アダムスタウン」への旅で25軒のショップを巡ってきた話


いざ西へ!ルートにもよりますが、片道3半~4時間のドライブです。
地図

全米最大のアンティークモール「Heart of Ohio Antique Center
Heart of Ohio Antique Center (bing map)

中はこんなふうに所狭しと品物が。
650のディーラーが400のブースと350のショーケースを出しています。
全部見るのに最低2時間はかかると思います。じっくり見たら3時間以上。
antique皿

ディーラー毎に扱っているコレクションが違います。
日本からも業者が買い付けに来るそうですよ(そして数倍にして転売…)。
アニマル

空き瓶ばかり売ってるコーナーも。
空き瓶

十年、二十年寝かせたヴィンテージ・コーラもざらです。
お味のほどは・・・?って飲みたくないですねw
コーラ

ナンバープレート、1枚4ドル。
骨董品って希少価値の高い値の張るものばかりだと思っていたら、
安いものが大半だった気がします。
ナンバープレート

ガラクタ宝物がところ狭しと並んでいます。
ガラクタ

銃やナイフも人気のようです。家具、紙幣、コイン、タバコパイプ、
本、化石、おもちゃ、よくわからないガラクタ…もうなんでもありでした。
ピストル

和物もありました。そういえば「ガレージセールで買った300円の中国製皿が2億1000万円になった」とか、「家のTV台が、実は日本の古美術品で 9億6千万円になった…」って話がありましたね。今回そういったお宝は見つからなかったです(笑)

浮世絵。3枚で1つの構図なのにバラ売りしてましたw

日本の戦国時代の槍、銘読めず。750ドル。

誰かがラップしてる・・・!
と思ったら競売コーナーで値段を読み上げてました。職人芸ですね~

近くの別の店ですが、TREKのアンティーク(?)な自転車もありました。

うちの嫁さんは食器好きで、今回の狙いも皿。

集めている種類が見つかったようで、よかったです。

【追記】
皿へのコメントをいただいたので、いくつか皿写真を追加します。

デプレッショングラスの棚

パイレックスのブース

パイレックスのボウル

「マクベス・エヴァンス」の半透明のプレート

ジェダイの入った棚

アンティークプレートいろいろ

アンティークブース

アンティークブース

アンティークブース

スプリングフィールドの町でHeart of Ohio以外に行ったのは、Springfield Antique Center。こっちのほうが同じような皿でも相場が安かった気がします。もう一軒あったというAAA I-70は潰れていて、車関係専門のアンティークモールになっていました。

嫁さん曰く、スプリングフィールドは品揃えが豊富でレア物も見つかるけど、値段は結構強気だったそうです。近場でアンティーク探しを毎週続けるうちに目が肥えてきたようで、これは○○のおまけの非売品とか、このシリーズの柄入りはレアとか、これはアメリカ大恐慌時代に作られたからクオリティがどうこうとか、めっちゃ詳しかったです(笑)

※アメリカでは「アンティーク」というと厳密には製造後100年以上のものを指し、それより若いものはヴィンテージと呼ぶ習慣があります。これは1966年に税法の便宜上作られた区別が発祥。両方総称してコレクティブル。この区別を曖昧に使うショップもありますし、会話ではアンティークが総称みたいになっていることもあり、このエントリーでも全部ごっちゃにしてアンティークと呼んでいます。

今回の旅の戦利品。計50~60ドル。
アメリカンアンティーク戦利品

ちなみにこれが2日後の月曜に、友達とピッツバーグで4~5軒回って集めた皿だそうで。
計10ドル。私には上との違いが全くわかりません(笑)
これで10ドル!


アンティーク探し一緒に行っても楽しめないとあれだから、勉強してみようかな・・・w



帰りはオハイオ州都コロンバスに寄りました。ホンダの工場があるせいか、この街は日本人がいっぱい住んでいることで有名。前から噂を聞いていた、わりと大きい日本食材店や日本食レストランに行きました。食材店は、商品によってはピッツより安いし、何より品揃えがいいです。レストランは、唐揚げ、揚げ出し豆腐、うどん、寿司、カツ丼を食べましたが、どれもピッツの茶屋のほうが美味しかったな…。

最後はトレジョ(Trader Joe's)というスーパーへ。州の法律が違うので、ピッツのとは違いここではお酒が売ってます。トレジョは安くてうまいワインで有名(例:Charles Shaw 3.79ドル)だそうですが、もっと高いのまでいろいろな種類があり、12本買うと10%オフになります。まだ飲んでないので味はわかりません。


* * * * * *


翌日曜日は、朝5時半からハーフ練をしました。

その後、友人の出ている野外コンサートへ。サマソニみたいな野外フェスではなく、クラシックです。知っている曲もあり、ランニングの疲れも癒されました♪



午後は、トリプルBという農場へピーチ狩りへ。
狩れるのは2時までだったようですが、ギリギリ最後のヘイライド(下写真)
に乗せてもらえました。

トラクターの荷台に乗り込み、ガタゴトと桃のある場所まで移動します。

着きました!自然がいっぱいで娘も嬉しそう。

桃の木、初めて見ました。美味しそうな実がいっぱいなってる~!

親子で一緒に桃をもいでいるところ。白より黄色のほうが甘いとか。

1袋狩って、10ドルと安かったです。コストコより安い!

ここ2週間ぐらいコストコで桃を買ってるんですが、帰って食べたらそれを
上回る美味しさでした。さらに熟すのが楽しみ。

初めて行った農園でしたが、庭にブタ、ヤギ、ニワトリ、クジャクがいたり、
小さい遊び場もついていて、お子さん連れの方にもお勧めです。


長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございますm(__)m

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9 件のコメント:

  1. 奥様ファイヤーキングがお好きなんですか?
    右端に移っているサーモンピンクのコーヒーカップ、私が唯一持っているファイヤーキングのカップとまったく同じでビックリしました。(今出してみたらまさに同じ)

    日本ではファイヤーキング高いですよ!
    上の写真全部で50~60ドルってめちゃくちゃ安いですね。
    下の写真の10ドルにはさらにビックリです(@_@;)

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    1. おお、一緒のをお持ちなんですね!
      私は詳しくないんですが、唯一ファイヤーキングとヘーゼルアトラスは
      聞き覚えがあるので、そういうのを中心に集めてるんだと思います^^

      ファイアーキングは日本人に人気があってよく売れるというのは
      アメリカでも知られているようで、他よりちょっと高めになってた気がしました(笑)

      あれは安いんですか!いつも1枚1,2ドルとかなのにもっと高くついたんで
      高値づかみしたのかと思いましたが、それを聞いて安心しました・・・

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    2. 嫁さんに聞いてみたら、写真右端のピンクはヘーゼルアトラスだそうです
      いろんなメーカーがそっくりな商品を作ってたりするそうなので、
      写真だとわかりづらく、刻印とか見ないと区別がわかりにくいのかもしれないですね^^

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  2. はじめまして。ひこともうします。
    アメリカではアンティークのモールなんてのもあるんですね。すごい!
    正直、奥様の選ばれたお皿がアンティークと思えません。今風に思うのですが・・・

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    1. ひこさん、はじめまして!
      アンティーク食器の多くはオハイオで作られていたそうで、
      それでこの周辺は特にたくさんあるみたいです。

      皿の場合は復刻品とかもあるみたいですが、基本的に30年ぐらい前に
      生産中止になったものが多いみたいで、もっと古いのもザラみたいですよ~
      でも、不思議と今風に見えますよね^^

      うちでは何故かIKEAのコップはガンガン割れますが、
      アンティークのは丈夫なので、耐久性も問題ないです♪

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  3. こんにちは。イギリスのアンティークと全然違いますね。大量&きれい。こちらのは何というか、全体にくすんでいます・・こんな大規模倉庫みたいなのは多分なくて、狭い場所にごちゃごちゃ詰め込んであるところが多いかな。

    パイレックスやガラス製の食器は近所のチャリティショップで普通に買えて、こまめに見ていると掘り出し物が結構あるそうです。私はコレクションは全くやっていませんが、それでも買いたくなるようなものが時々ありますね。

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    1. こんにちは、ヨーロッパは街全体がアンティークな感じなので、
      年季の入ったものが似合いそうですね。
      UKではエディンバラに行ったことがありますが、とても綺麗でした。

      アンティーク自体詳しくないですが、勝手なイメージでは、
      アメリカはせいぜい20世紀に工場で大量生産された製品が多く、
      一方ヨーロッパだともっと古いお宝があるイメージです。

      チャリティ・ショップは穴場みたいですね。うちの周りはフリーマーケットのような
      青空アンティークマーケットもあり、そこでも時折掘り出し物が見つかるとのことです。

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  4. 食器売り場の写真、追加ありがとうございました♡ 
    すごい量が置いてあってビックリしました☆

    実は私もぜんぜん詳しくなくて、知り合いがやっている雑貨店に行った時にかわいくて一目ぼれして買ったんです。
    今裏をよく見たらHとAが組み合わさったマークが刻印されていました。
    ヘーゼルアトラスだったんですね。
    よくわからないまでもそれが判ってよかたです。ありがとうございました(^^♪

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    1. お皿写真、喜んでいただけて幸いです^^

      アンティークは似たようなのがいっぱいで、
      私もなかなかどれがどれとかわかりません。。。
      ファイヤーキングでも刻印がないのとかもあるそうですし。
      お皿の判明のお手伝いができたようでよかったです♪

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