2013/12/09

ランニング・スタイル最新号の表紙が斬新…!

ランニング本を探していたら、ふとランニング・スタイルの表紙の傾向が他の雑誌と少し違うことに気づきました。

市民ランナー向けランニング雑誌でおそらく一番有名なランナーズと、2013年1~12月号の表紙を見比べてみると・・・

【ランナーズ】


【ランニング・スタイル】


・・・何か違いに気づきました?


ランニング雑誌というと、ランナーズのように愛嬌振りまく美ジョガーが笑顔で走ってるイメージがあったのですが、ランニング・スタイルは美ジョガーのみならず男性も時々表紙になっています。

ランナーズに関しては、バックナンバー400冊以上の表紙を卒論で調べた人がいるようで、分析からはこんな傾向が…

①第 1 次ブーム期において女性はすでに男性以上に表紙に度々登場したことを確認することができたが、扱われ方に関しては男性とは異質であり、男性よりスポーツとの関係が希薄であることがわかった。
②第 2 次ブーム期において女性は表紙の主人公としての性格を強めるも、「矮小化」「女らしさの価値観の付与」により競技者としての性格は弱められていることがわかった。
(引用元:月刊誌『ランナーズ』の表紙にみる女性ランナーのイメージの発現と変容(PDF)

うーん確かに。上の表紙みても季節関係なく露出多いですね。個人的にこういう方針はちょっと違和感がありますが、そのほうが売れるんでしょうね。

クリールの表紙も見てみましたが、同じような傾向を感じました。



笑顔で走る美ジョガーだけでなく、男性やちょっとシリアス顔の人も表紙になる、他とはちょっと傾向が違う「ランニング・スタイル」誌。


最新号は特に斬新です。

↓ ↓ ↓ ↓ 







ランニング・スタイル2014年1月号

・・・。

(つд⊂)ゴシゴシ

( ゚д゚)ハッ!

走ってないw


室内でリラックスして座る2人・・・。
これから走りだす緊張感など、全く感じさせませんw


まあ、冬ですもんね。

着替えてはみたものの、走るのをためらう気持ちはすごく理解できます。

Running Style (ランニング・スタイル) 2014年 01月号 [雑誌]

左「今日寒いからやっぱロング走やめようよ・・・」
右「え、なんで?アップしたらすぐ温まるって!」

そんなリアルな会話が今にも聞こえてきそうです。

個人的には、ランニング雑誌の既成概念にとらわれない新しい発想で、他誌のようなワンパターンでない独自路線が◎だと思いますw



ちなみにAmazon ベストセラー商品ランキング:「本 > 雑誌 > スポーツ > 陸上競技」を見てみると、記事執筆時の時点で、アマゾンではランニング・スタイルが一番売れているようです。

1位:Running Style (ランニング・スタイル) 2014年 01月号
2位:陸上競技マガジン 2014年 01月号
3位:陸上競技 2014年 01月号
4位:ランニングマガジン courir (クリール) 2014年 01月号
5位:ランナーズ 2014年 01月号

ランナーズが一番読者数が多いと思ったんですが、定期購読が多いんですかね?




参考のため、各雑誌の過去3ヶ月のバックナンバーも貼っておきますね。



▼ランニングマガジン・クリール
ランナーズより少し季節感あり。


▼陸上競技マガジン(ベースボール・マガジン社)
ガチな雰囲気。ちょっと近寄りがたい感じもなんとなくあるかも。


▼月刊陸上競技(講談社/陸上競技社)
上と名前も似てるし似た雰囲気ですが、あまりごちゃごちゃしすぎてないところがいいかな。


▼ランナーズ・ワールド
海外でたぶん一番有名な雑誌。
シンプル背景。フィットネス雑誌みたいですね。
男性、集団や年齢層高い人が表紙になることもあります。


▼ルミナ
トライアスロンの雑誌なんですが、表紙写真いいですね。
情報量がちょっと少ないけど、表紙デザインは一番好きかも。


みなさんは愛読雑誌ありますか?


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* * * * * * 

さて、昨日の練習ですが、SALTYさんをペースメーカーに一人ではなかなかできないちょっと速い練習を。

3:52 - 3:53 - 3:54 - 3:56 - 3:53

5K19分半で、自己ベスト+30秒ぐらい。
結構速かったけど、なんとかついていけました。


寒くて喋るとき呂律が回りにくかったです。
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6 件のコメント:

  1. ランニングスタイルの12月号にも新鮮さを感じてました。
    目をあわせず、どこかさびしげでもある女性ランナーの表情に、ストイックささえ感じてました。
    他の二誌は、「レース直前、勝負メシ」とか「コース分析」とかレース対策の見出しなのに、

    「やっぱり走るのは気持ちいい」

    です。


    「レース直前勝負メシ」のほうを買っちゃいましたが、ランニングスタイルの表紙の女性が、、、わすれられまへん。

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    1. 全然気づきませんでしたが、ランニング・スタイル12月号の表紙も秀逸ですね!
      物憂げな表情とキャッチコピー、なんだかストーリーを感じます。

      怪我で長期休養を余儀なくされ、
      1ヶ月ぶりに公園を走る主人公。
      まだ違和感が残るため、慎重に慎重に様子を見ながら
      再発しない程度にスピードを抑え、
      なんとか5km走ったところで思わずボソッと出た一言が
      「やっぱり走るのは気持ちいい」。

      ・・・そんなドラマを感じましたw
      ※フィクションです

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    2. ワタナベ2013/12/10 22:48

      とてもつらい恋愛があって、つらい別れがあって落ち込んでいた彼女。

      久々に走ってみるか、と走り出した。

      「やっぱり走るって気持ちいい」

      って気がついた。
      だって、走った距離は、距離だけは、わたしを裏切らないから。


      ※白昼夢でございます 笑

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    3. すごい・・・文芸的・情緒的ですね!

      「走った距離は裏切らない」が恋愛ストーリーに出てくるのは
      はじめて見ましたが、いいパンチラインになっていますね(笑)

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  2. LUMINAをたまに買ってます!

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    1. おおさすがトライアスリート!
      私はこの中の雑誌1冊も買ったことありませんw
      ランナーズワールドを1回立ち読みした程度・・・。
      ウェブ版は毎日のように見てるんですけどね。

      そうそう、今日話していたアナリティクスの件、記事にしてみました!!

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