すみませんが、今日もランニングの話は出てきません。
代わりと言ってはなんですが、先月撮った夕焼け写真でもご覧くださいwさて意外にも普段より反響(=コメント)をいただいた「ノートPCに水をかけると壊れる。ではThinkPadの場合は・・・?」の続きです。
生まれて初めて飲み物をキーボードにこぼしてしまいました。
ちなみにこぼした程度でも一応「水没」と呼ぶそうです。
水没対処の鉄則は、ショートしないようにすぐ電源を落とし、水平の状態を保ちつつ表面の水分を取り除き、バッテリーを外し、最低2~3日は電源を入れないようにするとのこと。自己責任で分解できるという方は、その後ThinkPad保守マニュアル(レノボサイトでPDFが公開されてます)を参考に中をあけ、腐食を防ぐため基板にかかった水分を取り除くといいと思います。
ということで、中の水分を取るために、ThinkPadをハードウェア保守マニュアルに従って分解してみました。
キーボードを外すと、裏にビニールシートのようなものが貼ってあり、いくつか穴が空いています。基板のほうをみると、その穴の真下には保護シートが貼ってあり、水分が穴から落ちても基板に直接かからない仕組みになっています。外への排水口はないタイプの機種ですが、よく出来てます。ThinkPad開発陣が発明した「バスタブ構造」というそうですが、こんな仕組み、今まで分解した時には気づきませんでした。
結局内部には水分は見つからず、水分の形跡もありませんでした。でも、電源は入りません…。
余談ですが、ドライヤーの温風で乾かすのはダメという意見を目にしました。ドライヤーの熱100~140度ぐらいでは基板のはんだは溶けないはずですが、静電気とか何か別の理由があるのかも?冷蔵庫での乾燥は結露がいやなので、やりませんでした。
さて、分解して乾燥させておき、1週間ほど毎日試しましたがいつまで経っても直らないので、Lenovoサイト経由でIBMのElectronic Service Callから修理依頼。Lenovo製なのに、まだIBMが修理してるんですね。
保証は3年分あったのですが、予想通り「水没」事故は対象外でした。Accidental Damage Protectionというのに入っておけば、修理代が何割かはカバーされたようです…。
修理の流れは、クッションの入った空段ボールが送られてくるので、そこにマシンを入れて送り返す方式(EasyServ)。修理進捗はウェブから確認できます。前にファンを交換してもらったときは即日・無料でやってくれましたが、今回は1週間ぐらいかかっていた気がします。
さて、今回のお値段のほうはというと・・・。
ウェブで同様のケースを検索すると、マザーボード交換で5万~10万円かかるとか出てきて、
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
購入価格より修理費のほうが高くついたと怒ってる人もいました。
でも今回はこういうケースでは最低料金の、175ドルで済みました♪
ε=\_○ノ イヤッホーゥ!
もっと覚悟していたので、ラッキーでした。
修理から返ってきて2週間ですが、今も快適に動いています。
これからは外付けキーボード+外部モニタで作業しようかな・・・。
追記:外付けキーボード+外部モニタでラップトップを使い始めましたが、かなり快適です。
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飲み物をこぼすと高くつくので、みなさんもお気をつけください!
(おわり)
良かったですねー。
返信削除私、ThinkPadのキーボードの感触が大好きでThinkPadファンなんです。
これが壊れちゃったらどうしようと思います。
私も酒飲みなんで気をつけなきゃー。
今も焼酎お湯割り飲みながらThinkPadちゃんから入力してます。
キーボードいいですよね~~。今のT430sはちょっと満足いってないんですが、T500とかt61pは最高でした。
削除私はあんまり使いこなせてないんですが、トラックポイントが大好きな人もいますね。
焼酎はアルコール度数高いんで、こぼしてもショートとか起きないんじゃないでしょうかね(笑)
いや、試さないでくださいね!