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2014/07/11

オレゴンプロジェクト限定版 Nike Zoom Elite+ 6 を買ってみた

Nike オレゴンプロジェクト限定版Zoom Elite+ 6
レビュー対象
NIKE Oregon Project Zoom Elite+ 6

定価: 115 USD
通常価格: 85 USD
購入価格: 75 USD

良い点
  • デザイン
  • 軽さ
  • クッション性
  • グリップ力
  • サイズのラインナップ

悪い点
  • 通気性

おひさしぶりです。忙しくてなかなかブログが書けていませんが、セールでシューズを買ってみました。

オレゴンプロジェクトのロゴ
ナイキ・オレゴンプロジェクト(ORPJT)の限定版シューズで、サブ3~サブ4ランナー向け練習用シューズ「Zoom Elite+ 6」です。このシューズ、日本からも買えるみたいですよ。

※ORPJTは、著名選手が多数所属するナイキの陸上チームです。詳しくは拙記事「モハメド・ファラー所属のオレゴンプロジェクトとは?」をご覧ください。


外見


Nike Zoom Elite+ 6 (正面)
▲正面から

Nike Zoom Elite+ 6 (背面)
▲後から。オレゴンプロジェクトのドクロのロゴがポイントです。

Nike Zoom Elite+ 6 (斜め後ろ)
▲斜め後から見るとこんな感じ。
フレッド・ペリーじゃないですよw

Nike Zoom Elite+ 6 (横)
▲真っ黒なシューズもなかなかかっこいい( ´∀`)bグッ!


カラー比較

市販されている通常版の Zoom Elite 6 とORPJT限定版の商品写真を比べてみました。

Nike Zoom Elite+ 6 カラーバリエーション比較

限定版は全然違うシューズみたいですね。
好みの問題ですが、派手派手もいいですが、こういう落ち着いた感じの配色のランニングシューズもかっこいいですね。普段履きもできちゃうかもしれませんね。(※NYにはナイキの黒いランニングスニーカーを普段履きするオシャレさんがいるらしいです)


インソール


FITSOLE2
▲黄色のインソールにはFITSOLE2と書かれてました。

インソールにはなかなかフォーカスされることの少ないですが、【FITSOLE2】というアーチサポートパーツが一体化されたものが装備されています。これによってインソール自体の耐久性が上がると同時に足裏の凹凸を感じるストレスも軽減させてくれます。
引用元:オッシュマンズブログ


アウトソール

写真撮り忘れたので、商品ページより。
グリップ力あります。

アウトソール


サイズ


23.5~29.5cm
▲7インチ(Nike換算で24.5cm)ってなかなかアメリカでは手に入らないのに、余裕で在庫があり感激しました。

Elit+ 6は23.5~29.5cmまで揃ってました。男女兼用かもしれず、レディースの範囲もカバーしてるからなのかもしれません。


ネットで買う時にちょっと注意が必要なのは、メーカーによってサイズ換算が違ったりする点。

例えばアシックスの換算表だと6.5インチ=25cm、ナイキの換算表だと7.5インチ=25cmだったりと、規格が乱立してます。
サイズといえば、アメリカのシューズのサイズはすごくわかりづらいです。USサイズとcm表記の換算式は男女、子供、規格(ブランド)毎に違います。詳しい経緯はWikipedia: Shoe_sizeにありましたが、規格乱立でカオスです・・・。
はじめてのレースシューズ!【サイズ選び方編】

今まで買ったアシックスのランニングシューズ2足は25cmで、今回のナイキのは24.5cm。ところが、今回のシューズのほうがつま先の余裕があります…。サイズ選びって奥深いですね。

自分的には、大きな捨て寸のシューズから捨て寸0.5cmシューズにしたら初めて黒爪になるようになったので、このぐらいの余裕が丁度いいのだと思ってます。※黒爪は大きいシューズでなる説もあるようですが、私は自分の経験からこの説に懐疑的。


重さ

Zoom Elite重量
▲250gでした。サイズは7インチ (24.5cm)。
RWによれば平均的な重さみたいです。
その割にクッションは効いています。

(参考)
ASICSターサージールの重量
▲レース用シューズのターサージールは157g
今回のシューズはこれより+100g重いですが、ちょっと走ったぐらいだとそこまで顕著な重さは感じませんでした。


アシックス ゲル・スカウトの重量
▲トレイル用のゲル・スカウトは294g


走ってみた

履いてみた感じ、前述のインソールのおかげか、かなりのフィット感です。

さっそくロードとトラックを走ってみたところ、グリップ力満点で、ターサージールのようでした。ただし、ターサーみたいにカツカツという音は出ません。

レースシューズではないものの、ターサーのように走っていると自然とペースが上がる気がしました。実際タイムトライアルとかしたら少しは違うのかもしれませんが…。

ちょっと気になったのは、あんまり通気性が良くないこと。一応風も少し入ってくる気はしますが、ターサーほどではないです。私はあんまり汗かかないほうなんですが、汗っかきの人には夏のシーズンはちょっと暑いかもしれません。



他サイトのレビュー


ランナーズワールドのシューファインダーページでは、他のシューズと比べて重さやクッション性を相対評価しています。Elite 6がなかったので、Elite 5 のページを見てみると・・・

Zoom Elite評価

固くてフォアのクッションが多めに入っているシューズのようです。

レビューには体重が軽めのサブ3ランナーの練習用シューズに丁度いい、というようなことが書いてありました。

他サイトのレビューも見てみると・・・

Running Shoes Guru - Nike Zoom Elite +6 Review
良い点
 - ミッドフットのFlywire技術のおかげるよるフィット感
 - 前モデルであるElite+ 5よりも軽量化されている

悪い点
 - ミッドフットストライカー用ニュートラルシューズとしては少し固い

編集部評価:8/10点(2013/7/31)


クッション性・汎発性をバランスよく調整した、ストライドが大きめなランナー向けのシューズ(サブ4を目指す方にお勧め)
アッパーにはダイナミックフライワイヤーをミッドフィットに搭載し、靴ひもに連動し足を包み込むようにしっかりホールド。走行時もしっかりとしたフィットを得られる。 

とこんな感じでした。まとめると、サブ3~4向けのクッションの効いた固い練習用シューズのようです。


4種類のオレゴンプロジェクト版シューズ


ORPJTは4種類の限定版シューズを出しています。Running Shoes Guruのコメントも参考に軽く紹介すると・・・

Zoom Elite+ 6

Zoom Elite+ 6

今回紹介したシューズ。数年前に人気があったものの製造中止になり、近年ORPJT所属のファラー選手の意見も取り入れながら再開発された練習用シューズ。

Pegasus 30

Pegasus 30

ナイキが30年間出してるランニング初心者向け定番シューズ。

通常版は、ついこの間31が出ました。Pegasus 31 はアマゾンジャパンでも買えるみたいですが、輸入品しかないので割高です。こちらもファラー選手が開発に関わっているそうです。

▼31をテストするファラー選手(動画)
ファラー選手

Zoom Structure 17

Zoom Structure 17

ナイキが15年間出している安定性のあるシューズ。プロネーション対策に最適。
※通常版現行モデルは18。

Zoom Victory 2 Spike

Zoom Victory 2 Spike
トラックで走るガチランナー用スパイク。


どこで買える?

今回このシューズを買ったのは、ORPJTの公式オンラインストア。

オレゴンプロジェクトストア

ロゴ入りシャツやシューズがいろいろと売っています。別にガチランナー用というわけではなく、私のような普通の市民ランナーが着用しても問題ないと思います・・・たぶん(笑)

この間町で見かけた普通のランナーもここのタンクトップを着ていました。

某ロックンローラーもライブで着ていたとか…。
こんな着回しの効くランニングウェアってなかなかないと思いますw




ORPJTの商品は、現在はFedExで日本にも発送してくれるようです。

たまにキャンペーンをやっており、私は今回割引セールを狙って買いました。


ある時はゲーレン・ラップ選手のサインが貰えたり、

iPhoneケースがもらえるキャンペーンをやってることもあります。


Oregon Project iPhone 5 cases free with every OP purchase online and at the Nike tent at Hayward Field tonight! #preclassic by @oregonproject

▲ORPJT所属のMary Cain選手


まとめ

ちょっと珍しくてデザインもいけている、ORPJT限定シューズの紹介でした。
フルマラソン3時間~4時間レベルは「Zoom Elite+ 6」、ランニング初心者の方は「Pegasus 30」、偏平足気味の方は「Zoom Structure 17」が良いようです。日本からも注文可のようです。


■Nike オレゴンプロジェクト・オンラインストア
http://nikeoregonproject.com/pages/store





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2014/05/30

米ビブラムが1足最大$94の返金手続き開始~5本指シューズの健康効果誇張による集団訴訟を受け

今月初め、ビブラムUSAが集団訴訟を受け和解案を出していましたが、ついに返金申し立てのサイトがオープンした、とランナーズワールドが報じています。
対象商品
ビブラムファイブフィンガー(VFF)シリーズ35種類
対象者
米国で2009年3月21日~2014年5月27日に対象商品を買った人全員
(※以前はレシート不要と報じられていましたが、要レシートになった模様)
返金額
1足あたり最大$94(同様の和解事例に習うと$20~$50になりそうとのこと)、1人2足まで
申し立て締め切り
2014年9月24日
申し立て用URL
https://www.fivefingerssettlement.com/claim/

ビブラムファイブフィンガーシリーズの典型的な5本指シューズ
▲VFF (Vibram FiveFingers) 5本指シューズ BIKILA LS



集団訴訟の背景


この訴訟は2012年から続くものだそうです。ようやく辿り着いた今回の和解については日本のニュースメディアはほとんど取り上げていないようです。
 手袋のように5本の足の指をそれぞれ分けて履くランニングシューズを製造・販売しているビブラムUSA(株式非公開)が、5本指シューズの健康効果を誇張していたとして提訴されていた件で和解に向けて動き始めた。

 ビブラムは自社製品の購入者に総額375万ドル(約3億8100万円)を支払うと提案したほか、今後は広告の中で健康効果をうたうことをやめると明言した。

 集団訴訟の原告団はマサチューセッツ州の地方裁判所に訴状を提出、その中で、5本指シューズを履けば筋肉が鍛えられてけがを予防できる、という根拠のない宣伝文句のおかげで、ビブラムは1足100ドル近い価格でランニングシューズを販売することができたと主張している。
(2014/5/9) ウォールストリートジャーナル日本版:靴メーカーのビブラムUSA、健康効果訴訟で和解案


なお、日本は対象外・・・?
ビブラムファイブフィンガーズを日本に輸入しているBarefootinc Japanに日本での対応を聞いてみると「日本法人としては米国の訴訟で問題になったような誇張表現についてはもとから取っていないので、特に返金対応などは予定しておりません。今後も、正しい使い方の周知を徹底させていきたいと思います」とのことだった。
(2014/5/13)日刊SPA! - 「ベアフットラン」用靴で米靴メーカー、集団訴訟で返金に



ビブラムのマーケティング


私はVFFを持っていないので感想は書けませんが、売り文句が誇張されすぎてるな~と思うことはあります。

裁判資料(英語PDF)によれば、ビブラム社が科学的根拠に基づかずに広告やウェブサイトで主張していたというVFFの効果は以下のとおり。
(1) 足と下腿の筋肉を強化する
(2) 足首、足、つま先の可動域を広げる
(3) バランスと敏しょう性に重要な神経系を刺激する
(4) 背骨の歪みを取り、姿勢を改善する
(5) 足とカラダが自然に動けるようになる

ビブラムUSAの元CEOはマーケティング戦略がうまい人だったみたいです。
ビブラム社は元々は保守的で、宣伝なども殆どしない会社。いい物は宣伝しなくても売れる。そんな会社なのですが、Vibram USAの代表のTony Postは超マーケティングが出来る人で、戦略をしっかりと立て、BORN TO RUNという世の中のランナーに超強烈な衝撃を与える本とリバーマン博士の裸足で走った方が衝撃が激減するというデータとBIKILAの発売を合わせたのです。
(引用元:吉野剛の裸足ランニング - ビブラムファイブフィンガーズ開発秘話)

↑ブログ村でも有名人、裸足ラン第一人者吉野さんという方のブログ。貴重なビブラム社についての歴史についての日本語記事で、興味深いです。

ちなみに米ビブラム元代表のTony Postですが、独立してシューズ会社を作り、自身の名前を縮めた「Topo」というシューズを作りました。「生まれながら本来持っているバイオメカニクスを増幅する」という謳い文句の、なんと2本指シューズです(笑)。以前書いた記事で触れましたので、ご参考まで:「はじめてのレースシューズ!【日米流行比較編】」


トランジションは必須


ベアフット・ミニマリスト系シューズでケガをしにくい鍵は、「トランジション」(移行)の仕方だと言われています。距離や練習強度を徐々に増やしていったり、間にクッションやヒールトゥドロップが中間レベルのシューズを挟んで慣らすことですね。

コーチ・著者のジェイソン・フィッツジェラルド氏は、VFFへのトランジションは2~3年はかかることもあると言っています(ソース)。でも、聞くところによると、慣らしもせず普通のシューズから一気に切り替えてケガをするパターンは多いようですね。


履き回しの効果


ところで昨年、違うタイプのシューズを履き回したほうが怪我のリスクが減るかもしれない、という論文(英語)が発表されました。種類の違うシューズを履き回したほうが、それぞれ違う種類の筋肉に負荷を分散でき、ケガのリスクが減るようです。

海外の人気ブログ「ラン・ブロガー」の著者でフォーム分析が専門の元大学教授、ラーソン氏もこの考えを以前から持っており、例えばこの記事では、クッション系、レース用、トレイル用、ウルトラミニマル、ミニマルなどを履き回しレパートリーとしてあげています。

もしビブラムが効果的だとしたら、それは違うタイプのシューローテーションの恩恵によるものも大きいのかもしれませんね。私もそういう意味でミニマリスト系に興味あります。

ともかく、履くだけで痩せると謳ったシューズも訴訟になりましたが、履くとけが予防とか、短絡的な売り方はよくないですね!

※今回は短絡的な誇張マーケティングのせいで問題になりましたが、ビブラムが好きな方は何もやめる必要はないと思います。合っている人には合っているんでしょうし、これから長期的な効果が発見されていくかもしれませんし、裸足の感覚で走っていて楽しい・気持ちいい、というならそれをやめる必要はないですからね・・・!


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2013/12/26

レビュー:アシックス ゲル・スカウト

アシックス ゲル・スカウト
レビュー対象
ASICS Men's GEL-Scout Trail Running Shoe

定価: 120 USD
購入価格: 82 USD

良い点
  • 滑らない
  • ある程度防水
  • クッション充実

悪い点
  • 踵のホールド感が緩い


雪の日用のランニングシューズを探していた(関連記事)のですが、Mitsyさんからトレラン用シューズが使えるとのコメントをいただき、いろいろ探していました。

今回のシューズ探しで重視した点は、
 ・ 雪上でも走りやすいこと
 ・ 融けかけの雪に突っ込んでも浸水しないこと
 ・ ロードでもまあまあ走れること
あたりです。

探した結果、アシックス ゲル・スカウトに決まったので、さっそくレビューしたいと思います。

「スカウト」はボーイスカウトとかのスカウトで、意味は偵察。
って、ボーイスカウトは偵察訓練とかするんでしょうか…?!

ともかく、ゲルスカウトは悪路でもゲルクッションを効かせてガシガシ進んでいける、というイメージでしょうかね。



【目次】
・ 外見
・ スペック
・ シューレース・ポケット
・ 履いてみた
・ 走ってみた
・ 水をかけてみた
・ 他の候補
・ 他サイトのレビュー


外見

トレランシューズは派手なのが多く、外見が落ち着いた感じのを探すのはなかなか大変。
派手なランニングシューズ
▲極端な例だと、こんなのケバケバしいのとか…。


ゲルスカウトも派手っちゃ派手なんですが、レビューに惹かれて買ってしまいました。

アシックス ゲル・スカウト



▲厚みのあるソール




アシックス ゲル・スカウト(正面)
▲つま先がバンパーのような構造で守られています。
このつま先+厚底なので、ちょっと水たまりに突っ込んだくらいでは浸水しなさそう。


アシックス ゲル・スカウト(ゲルクッション)
▲かかとのところにゲルクッションがはいってます





アシックス ゲル・スカウト(ソール)
▲ゴツゴツしたアウトソール
ウェット感のあるグリップ力が売りだそうです。

スペック


アシックス ゲル・スカウトの重量

サイズUS 6.5 (25cm)で、 重さは293.5g。
ターサージールの倍ぐらいあります(笑)


ランナーズワールドのシューファインダーのページは、他のシューズと比べて重さやクッション性を相対評価しているんですが、「Asics Gel-Scout - Men's」のページを見てみると・・・


Weight 85.8%となっており、結構他に比べて重いみたいですね。
パーセンタイルなので、100 - 85.8 = 14.2%で上位1~2割に位置する重さです。
シューズの高さも結構あるのは、クッション重視だから?


テスターの主観的な評価点数を見てみると・・・


重さは意外と低評価ではないですね。
クッション、ライド(走り心地)、総合評価は80点あたり。
他のシューズの評価と見比べてみると、80点はかなり高いほうみたいです。

ランナーズワールド誌の編集部特選賞にも選ばれていました( ´∀`)bグッ!

Runner's World - Asics Gel-Scout


シューレース・ポケット


靴ひもはシュータンについているポケットにうまく収納できるようになっています。

シュータンのシューレース収納ポケット
▲ポケットにしまうと、右側のようになりました。


履いてみた

レース用に買ったターサージールと同じアシックス製なので、試着なしで同じサイズを買いました。

サイズ的にはぴったりなんですが、かかとのホールド感はちょい緩い感じがしました。

新品ランニングシューズを試着!

絶対脱げないと思うんですが、微妙に脱げそうな感覚におそわれます。
まあ慣れなんでしょうね。
あとターサージールの踵のホールド感が良すぎるというのもあるかもしれません。


走ってみた

さっそく近所のトレイルを走ってみました。







おおー、意外と重さを感じない!
ガーミンを見ないで加速してみても、自然とキロ4分ぐらいのペース(私のTペース)でも走れちゃいました。

裏がデコボコしてるおかげで、雪道トレイルでもスリップのエネルギーロスなく、効率よく地面を蹴れている気がします。
ただ、アイスバーン上だとさすがにちょっと滑りますね。こればかりはスパイクでも履かない限り無理なんでしょう(笑)

ロードでも違和感なく走れます。
雪があってもわりと安心して突っ込んで行けます。

雪がないところでは、クッションがしっかりしているせいか、ターサーのような地面を掴んで蹴る感覚は伝わって来ないですが、意外と普通に走れて満足でした。

水をかけてみた

アマゾンの商品紹介には、「アッパー部の細かいメッシュが水や泥の侵入をある程度防ぎます」とありました。


というわけで、防水性テストです(`・ω・´)ゝ

防水ランニングシューズに水をかけてみた

水をかけると、一体どうなるでしょうか?!

結果は・・・

さすがにメッシュの真上からかけると、浸水するということがわかりました。
ちょっと水が多すぎたかもしれません(笑)

メッシュの目が細かいのか、一部ちゃんと撥水してます。

浸水するということは・・・
裏を返せば通気性・排水性がいいってことなんですかね( ー`дー´)キリッ


実際走っていて、雪やちょっとした泥や雪解け水たまりにつっこんでも浸水しませんでした。
厚底+つま先バンパーのおかげですかね?

・・・というわけで、防水性は一応合格点!


他の候補



USアマゾンだと、サイズは他より充実してますが、それでもUS8ぐらいまでしかないシューズも。

他サイトのレビュー


ゲル・スカウトは舗装路と同じようにダートでも走れるシューズなので、トレイルまで走って行くのにもちょうどいい。スムーズで枕のように柔らかい走り心地は、まるでロード用のキュムラスやニンバスの感覚に似ている。トレイルで週55キロ走るベンさん(51)はこう言います「いろんなシューズを持っているけど、これが一番メインだよ」
Runner's World - Asics Gel-Scout - Men's


評価:7/10
柔らかく、保護性能の高いトレイルシューズ。トレイル初心者~中級者に最適。
Running Shoes Guru - Asics Gel Scout Review

テスターによれば、10ミリのドロップのニュートラルシューズで、ロードからトレイルへ移行するのにちょうどいい。木の根っこや岩、ぬかるみに対してもグリップ力がいいシューズだ。
Competitor - Fall 2012 Trail Running Shoe Review


私のニーズを完璧に満たすシューズです。
シューズ歴:
Asics 2140/trail => Brooks Cascadia 5 => Saucony Progrid Peregrine 2 => Asics Gel-Scout
Born To Run読了後にビブラムとNBミニマスを経て故障し、このアシックスシューズに最終的にめぐりあいました。なんでもっと早く出会わなかったんだろう!
Amazon US - ASICS Men's GEL-Scout Trail Running Shoe - 最も参考になったカスタマーレビュー


リンク



せっかくレビューしたんですが、アシックスジャパンからはなぜか発売していないようです。

もし買われるなら、日本アマゾンで売ってる輸入版は高いので、輸入代行サービスを通してUSアマゾンから買ったほうが安いでしょうね( ´∀`)bグッ!


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2013/11/29

裸足系vsクッションたっぷりシューズ、フォームに違いは出るか?

全然違う種類のシューズを履いたら、フォームに違いは出るでしょうか?ほんの一例ですが、海外人気ブロガー、ランブロガーさんのブログにそんな内容の面白い記事が載っていました。

マキシマリストシューズとミニマリストシューズ


タイプの違う3足


1足目はHoka One One(ホカワンワン/ホカオネオネ)という、クッションを「これでもか!」というぐらい入れているシューズ。

見た目は、ずんぐりむっくりな感じ。
この厚底ソールのボリュームは普通のシューズの2.5倍だとか。

「ミニマリスト」の反対なので、海外メディアは最近「マキシマリスト」シューズと呼ぶこともあるようです。

ホカオネオネ
(写真:Hoka One One - Stinson Tarmac)

踵着地でもコロリンっと、スピードを殺さないで走れるような形状にデザインされています。

ホカオネオネ


ウルトラマラソン・トレイルレースで人気のシューズのようです。
2010年のハセツネ(日本を代表するトレイルランニングレース)で優勝したアスリートが着用していたシューズ
100kmを超えるウルトラマラソンやトレイルレースでの着用者が多いのは、このシューズが着地時の衝撃を確実に吸収し、脚への疲労を軽減していることを証明しているといえる。
優れたクッション性に加えて約300g(26.5cm)と軽く、トップアスリートだけでなく「これまでのシューズではヒザなどが痛くなってランニングを諦めていた」というビギナーランナーにもいいかもしれない。
(引用元:日経トレンディネット - バネ内蔵、超厚底…“異色ランニングシューズ”が続々日本上陸!)

追記:ホカワンワンは間違った読み方と思いきや、Hoka One One社の公式Youtube動画内ではホカワンワンと言っているので、英語圏ではこっちのほうが正しいようです。



2足目はK-Swissのありきたりな練習用シューズ。


3足目はVivoBarefootの裸足系シューズ。

1足目の対極にあるようなシューズで、クッション機能などを最小限にしたシューズです。この系統では裸足感覚のビブラムファイブフィンガーズが有名ですね。

VovoBarefoot - Evo

裸足系・ミニマリスト系シューズ(※両者は厳密にはちょっと違います)はソールが薄いので、こういう風にぐにゃっと曲がるのが特徴。

裸足系・ミニマリスト系シューズ
(写真:VovoBarefoot - Evo)

Evoの重さを調べてみると、230g(サイズ不明)。ターサージールがサイズによって150~180gぐらいなので、意外と軽くはないんですね。

この手のシューズはソールの厚さや、踵・つま先の高低差で種類がいろいろあり、踵が低く、高低差が少ないものほど裸足感覚に近いそうです。(いきなり履いて走ると怪我するリスクがあるので、試す方はよく調べてからにしてください…)

ちなみに踵・つま先の高低差はHeel-to-Toe Drop(HTドロップ)と呼ばれています。
踵・つま先の高低差(Heel-to-Toe Drop)
(写真:Running WarehouseによるYoutube動画のキャプチャ)

ランブロガーさんの別の記事による解説によれば・・・
HTドロップの数値は、低ければ低いほどランニング中にミッドフット~フォアフットで着地しやすくなる、と信じられている。この結果を裏付ける研究があるかどうかわからないが、私自身の異なるHTドロップのシューズを履いた経験と、私のラボでのHTドロップとフットストライクと関連を調べた非公式の実験によれば、これは正しい可能性が高い。
(引用元:RunBlogger - Heel-Toe Drop or Offset: What Does it Mean in a Running Shoe?)

なるほど、シューズのHTドロップによって着地しやすい位置が変わるかもしれないのですね。


実験

上の3足を順番に履いて走った様子を、ハイスピードカメラで撮影したというのが、こちらの動画。




比較してみると、おお、ほとんど同じフォームですね・・・!
(Youtubeのページで再生速度を0.25倍にするともっとわかりやすいです)


ランブロガーの著者のラーソン氏の分析によると、地面接地時の膝の曲げ具合とオーバーストライドではないフォーム(スネの垂直具合でわかるそうです)のおかげでシューズによる違いが出にくかったのだろう、とのこと。

なお個人差があり、シューズによって違いが出る人もいるだろうとのことです。むしろこっちのほうがよくあるパターンっぽいニュアンスで書かれていました。

私が思ったのは、今回は走ったのは一瞬でしたが、実際に長時間走るとなるとどうなることやら・・・?Evoで長距離の踵着地だと、痛くならないんでしょうか。あと、自然にフォアフットになるよう、靴底に出っ張りがついてるニュートンのシューズなんかだと違い出るのか、気になります。

フォームについて

動画のフォームなんですが、ラーソン氏いわく、とても良いフォーム。姿勢が良く、前傾具合も良いそうです。

私はコンパクトな腕振り、肩の前後のブレなささが勉強になりました。

別動画を見るとちょっと内股っぽくなっているのがわかりますが、解説によると、人によって体の動き方は違うので、これでいいそうです。う~ん、深い。プロの視点ですね。

※ラン・ブロガーの著者ラーソン氏は、フォーム分析の研究を10年やってきた元大学教授。現在もクリニックでフォーム分析の仕事をする傍ら、人気ブログを書いています。


ちなみに動画の中で走っている人は、 トライアスロンコーチのコーリン・クック氏。アイアンマン北アメリカ地区選手権の30-34才エイジグループで優勝してたりする、速い人のようです。今まで大した怪我はしたことはないそうです。レースではホカオネオネを履いているとか。

違うシューズを履いて練習する利点

シューズはクック氏が持参したそうなのですが、なぜ3足持っていたかというと、種類の違うシューズはそれぞれ違った負担を体にかけることができるからだとか。ラーソン氏もこの考え方を実践しているそうです。

確かに、同じ走り方、同じサーフェス、同じ勾配ばかりで練習すると、体の同じ部分が鍛えられ、鍛えにくい部分はそのままになってしまいそうです。一理ありそうですね。

<12/7追記>
違うタイプのシューズを履き回したほうが怪我のリスクが減るかもしれない、という論文(英語)が発表されました。同じシューズで体の同じ箇所に負担をかけるより、分散させることでリスクが減るようです。実際にどういう種類のシューズだといいかというと、ランブロガーさんのこの記事では、クッション系、レース用、トレイル用、ウルトラミニマル、ミニマルを一例としてあげています。


身近なハイスピードカメラ

フォーム分析をやってみたい方に朗報。普通のビデオカメラは約30fps(=1秒あたり30枚の静止画をつなげて動画にしている)ですが、iPhone 5sは120fpsで動画が撮れるそうです!

youtubeで探したら、iphone 5sで撮った動画が見つかりましたが、かなりのクオリティですね。これは使えそうです!


感想

まあ一例にすぎないのですが、今回のようにシューズの影響が少ない人もいれば、モロに出る人もいるんですね。

私の体験だと、SALTYさんにお借りしたニュートンを履いた時、NBミニマスを履いた時、ターサーを履いた時、全部違う感触がありました。思い込みかもしれませんが、自分の感覚としては走りが変わっていた気がします。

記事内にあるように、いろんなタイプのシューズを履いてトレーニングするのはいい作戦かもしれないですね。ホカオネオネは高すぎる(170ドル、日本のアマゾンでは2万円ぐらい)ので気軽には買えないですが、一度履いてみたいです♪



おまけ:ケニア人のシューズは?

以前にもちらっと書いたのですが、ケニア人選手のシューズとフォーム(フットストライク)の関係について、こんな考察があります。
ケニアのランナーは低サポートのシューズでレースを走るが、練習のときは大きくて、がっちりして、クッション性のあるスニーカーで練習している。おかしなことに、これらのシューズで走ったからといって、Saxby Leeの理論に反して、踵着地になるわけではない。いわゆるベアフットスタイルで走っているのだ。シューズはあまり関係ないのだろう。
引用元:Adharanand Finn著「Running With the Kenyans」(ケニア人と走る)



おまけ2:これからマキシマリストシューズが流行る!?

2009年に創業したばかりですが、いろいろと話題で勢いに乗っているホカ。

今後ウルトラやトレイル以外でも存在感を出してくるでしょう。最近は800mの Michael Rutt 選手のスポンサーになったそうです(英語記事)。

なお、クッションふかふかのマキシマリスト系シューズは、ホカだけではないようです!

Altra Olympus、Brooks Transcend、New Balance Fresh Foam 980、Vasque ShapeShifter Ultraなど、各メーカーが出してきているようです。それとホカも、オネオネシリーズで他にもいろいろな分厚いシューズを出しています。


マキシマリスト系は今後のランニング業界の流行になっていくかもしれません!・・・と、海外ランニングメディアでは噂されています。今後が楽しみですね。

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