9/15のエリーマラソンシリーズ(行ってきます編、速報編、レース準備編、スタート直前編)の続きです。
朝7時、いよいよ レーススタートの号令がかかりました!!!!
スタートラインまでは混雑のためゆっくり、ゆっくり、進みます。
カフェインの興奮剤効果のせいか、レースの興奮からか、テンションMAXです。
オーバーテーパリング気味の調整のせいで、力がみなぎっています。
コースコンディションも最高で、今にも全力で走り出したい気分w
実際は全力で走るわけには行きませんが、キロ4分ぐらいで走ったら、気持ちいいだろうな~と思いました。まあそれも速すぎるので、我慢我慢(`・∀・´)
ただここにきてちょっと謎なのは、レースペース(4:17~4:21/km)で脚が持つのだろうかということ。
というのも、私の弱点は ふくらはぎのクランプ なのです。
(=痙攣、攣ること、こむら返り)
今までのマラソンは、過去2回とも両ふくらはぎを攣っています。
練習ではだいぶ前に1、2回軽く攣ったことがあるぐらいなんですけどね。
大学時代はテニスでも何度か、肝心の試合のときなどに攣ったりしていました…。ふくらはぎがひっくり返ったような感じになり、本当に痛かったのを覚えています。テニスではインジャリータイムアウトが取れても、マラソンでは取れないのが辛いところw
攣りやすい体質というのがあるのかわかりませんが、とにかく大切な場面で出てくるやっかいな弱点なのです…(´・ω・`)
弱点だとわかっていたからこそ、脚作りはエリーに向けた練習の超重要テーマでした。7月の30km走×10本の走り込みも、対策の一環です。
その他にもカーフレイズ(カカトを上げてふくらはぎを鍛える筋トレ)という補強も取り入れました。
さらに今回は初めて、ふくらはぎ用のコンプレッションウェアも導入してのレースです。
コンプレッションの研究でわかってきたとされる効果については、また後日詳しく記事にしますが、一応メーカーの効能として痙攣防止も謳われているので、藁にもすがる思いで道具に頼ってみました。
コンプレッション着用の図。
ちなみにレッグウォーマーには圧迫効果はありませんw
ちなみにレッグウォーマーには圧迫効果はありませんw
(転んだときのヒザ擦りむき防止ですw)
ここまで対策すれば、さすがに4:00/kmはまずいかもしれませんが、今回の設定ペース4:17~4:21/kmならきっと攣らないでしょう。速めロング走の練習でも、8月のフルの距離のペース走3時間半も、攣る気配はゼロでしたし( ´∀`)bグッ!
ちなみに、レース中に攣るとどうなるか知ってますか?
悪夢ですよ。。。(´・ω:;.:...
下のグラフは、去年と今年のピッツバーグマラソンの距離ごとのペースです。

2012年の初フルマラソンでは、半分のところで攣ってしまい、リタイアしようかとも思いました。
攣ったらペースが維持できないどころか、ひどいと走れなくなって、リカバー不可能ですから…。
ゴールなんてできる気がしなかったですね…。ゆっくり走ってみても攣るし、歩いても攣る。
そのうち太ももに激痛が走り、歩くことすらできなくなって、絶望感いっぱいでした。オートポーズ切り忘れていたと思うので、実際はもっとペース遅かったかも…。
ほんと、攣る前と後で世の中が別世界に見えるんですよね。
休み休みでなんとか5時間弱でゴールできましたが、散々のマラソンデビュー戦でした。
その1年後の2013年5月のマラソンでは、ロング走で対策をしたものの、やはり攣りました。
最初に前兆のピキッが来て、「うわやばい」となるんですが、そうなるともうペースは維持できなくなります。。。
ただ、攣ったのが35kmあたりだったのがまだ救いですね。そこからはとてもとても長かったですが…。(最後はダッシュしているように見えますが、たしかダウンタウンに入ったことによるGPSの誤差です。)
おっと、ちょっと回顧録入ってしまいました(・ω<) テヘッ
いくら走り込みをたくさんやったとはいえ、レースペースでの30km走はやっていないんで、不安は残りますが、本番だしそんなこと悩んでいてもしょうがない!
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そんなことを考えながらゆっくりゆっくり進むうちに、スタートラインが見えてきました。
この大会は靴ひもにRFIDチップを付ける形式です。
チップがスタートラインを超えると、その瞬間からチップタイム(ネットタイム)の計測が始まるわけです。
ラインはもう目の前。
この時点で、スタートの号令からはすでに30秒が経過していました。
怪我なく無事スタートラインに立つことができた喜びから感無量の気持ちで謙虚に、しかし力強くラインを踏み越え、
あれ、なんかゴールしたみたいになってるw
(つづく)
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無事にスタートラインに立つことができれば「あとはたっ42.195キロ」ってQちゃんの言葉でしたっけ?
返信削除力がみなぎった状態でスタートできてよかたですね。
私はレース中に攣ったことはないんですけど、攣ったら痛そう(>_<)
おお、深い言葉!
削除Qちゃんそんなことを言ってたんですね。
毎日フルぐらいの距離を走ってたQちゃんが言うと、かっこいいですね!
レースで攣ったことないとは、羨ましいです。
一度経験すると、軽い前兆がきただけで怖くて飛ばせなくなるんですよね・・・(涙)
またまたドキドキさせてくれますねぇ?
返信削除しかし2012と2013のピッツバーグの記録がやはり
凄い違いですね?という事は2014のピッツバーグは!?
すみません、また引っ張っちゃいました(笑)
削除2012からの違いは、間違いなく距離耐性が大きいと思います。
当時の私のレベルだと、長い距離をゆっくり走っているだけで
結構伸びしろがあったみたいです。
2014はどうなることやら・・・もう攣りたくないです(笑)
足のつり、恐ろしいですよね。
返信削除前にもちょっと書いたsaltstick、マグネシウムも入っていて、つり防止に効果絶大だそうですよ。
自分への効果は実際に長距離走で試す前に故障してしまったのでわからないんですけど・・泣
つり、恐ろしいですね(>_<)
削除saltstick、欲しかったです!
実は塩・ミネラル系サプリを探しに近くのランニングショップと薬局に行ったんですが、
どっちも置いてなかったです。時間がなくて大きいショップには行けませんでした・・・。
なので、食塩をジップロックに入れて持っていって舐めてました(笑)
LondonSparrowさんも長距離走で早く試せるよう、完治するといいですね!